総務に就けないのなら死にたい

カスタマーサポート職に従事していますが総務職への転職希望です。日々の想いを書き綴ってますが愚痴も多いのでご注意ください。

やっぱり職業には階級があり貴賤があるという話

ヒルと白鳥、カスタマーサポートと事務

前回の記事における事務職ランキング付けは、実際に働いている人に失礼かもしれない。と思っていたが、世間の風潮からそう感じたものであり、私自身がそう人様を見下しているわけではない旨表明しておく。

しかしながら職種は人を表す個性ではなく優劣であり、上下関係があり、カスタマーサポート(CS)はやはり胸を張って言えない職業。これはれっきとした事実である。

 

これはガチの実話だが、知り合いで事務の仕事をしていると言っていた女性が、話を訊いてみると事務ではなくメールカスタマーサポートをしていた、という事があった。

部署はなんたらサポート部、という配属らしいが、当然この会社にも総務部はある。

ともすれば、総務部の人達が「事務職」に当たり、サポート部の人は「カスタマーサポート職」に当たるはずだが、この女性は自己紹介で「事務職」と言った。

 

お分かりいただけただろうか。

この女性はカスタマーサポート職に従事しているにもかかわらず、隣の畑である事務職を自称したのだが、理由が無ければこんな一捻り加えないだろう。

その理由と言えば、やはりカスタマーサポート職にはブランド力や知名度が無いからで、きっと彼女には「事務職より社会的地位が低い仕事である」というコンプレックス(劣等感)があってだから詐称したんだろうな、としか思えない。

総務部であれば社会保険とか何らかの専門知識を扱うわけで、メールの返答しかしていないカスタマーサポート職の人は社会保険手続きなんて1度もしたことがないから、自称事務職で話をしててもいずれボロが出る。所詮、アヒルの子は白鳥になれないのだ。

そんなことを言っている私もカスタマーサポート職に従事しているわけだが、今ではその女性の気持ちが今では痛いほど分かるのである。

 

自分語りをすると、ちょうどその当時私は2社から内定を頂いていて猛烈に迷っていた。

1つはWeb受託制作会社の経理、もう1つはインターネット関連会社のカスタマーサポート(今の勤め先)という、「職種」と「会社」のシーソーゲームで揺れていた。

 

前者は零細ベンチャー企業でオフィスもちょっと古びているが、未経験で経理職採用に魅力を感じていた。社長(面接担当)も穏やかで謙虚な性格だったので話しやすかった。なので、零細企業とはいえそこに命や人生を本気で捧げている社長やスタッフがいる以上、その情熱に自分も加担して一緒に売上を伸ばしていこうという気概を持っていた。

それで内定を頂き、ココで働こうと思ってた矢先、もう1社からも内定を頂いたのが後者。

後者は、比較的知名度や歴史のあるインターネット関連会社で、今時な雰囲気でオフィスが綺麗だったり、主力商品もわりと有名だしでポイント高かった。まぁ魅力的なのはその会社自体であって、実務部分のカスタマーサポート職にそこまで興味は無かったが、面接で希望があれば他部署の仕事も出来る旨を聞いていたので安心してこちらを選んだのであった。

 

で、1年半くらい在勤しているわけだがいまだに同じ仕事しかしてないし、こういう仕事をしてみたいと希望を出しても「今忙しそうだからまた今度ね」って上司にはぐらかされる。そりゃカスタマーサポート業務って結構忙しいし後輩でも入らない限り新しい仕事に挑戦する時間的バッファは無い。

まぁ、あまり自己主張が強いと会社内で干されそうで金銭的に詰むので、大人しくしているのが現状だけど、勤務中8時間がユーザーサポート業務で埋め尽くされる以上、仕事をしながらのスキルアップは一切出来ないので、読書や勉強をしたいなら通勤時間あるいは自宅でするしかない。

でも、1日24hから仕事、通勤、食事、風呂、睡眠を抜いた「可処分時間」は限りなく少ないですよね...。

と思うと大部分を占める仕事が嫌になる。

 

結果論だけど、前者(Web制作ベンチャー)に行ってれば今頃2000時間以上経理の知識を学んでいるわけだから、それなりの市場価値の人間になっていただろう。

外観ばかり気にして、直接自分と関わる中身を見ないで損をする。思えば大学選びの頃も大学名ばかり気にして学部を吟味せず結果失敗したからデジャブなのだけど、その外観も大したことないのが笑えるな。

大学受験にせよ求職活動にせよ、「具体的に何をするのか」を一番念頭に置いて活動するべきだなと、もう手遅れだが反省している。

 

まぁ話を戻すと、カスタマーサポート職を全く経験していない当時の自分、つまりバイアスのない真っ白な状態ですら、カスタマーサポート職に就くことになんとなく抵抗があり、職としては経理のほうを上に見ていたわけだ。

そして、同じくカスタマーサポート職の経験が無いであろう50代の実親からも、「サポートなんて何のスキルにもならない」と言われた事があるので、若者とか関係なくて、恐らく全世代からそういう風に思われているのだろう。

これらの事から、カスタマーサポート職が下に見られる職業なのは自明であり、階級社会であれば下位、貴賤でいえば賤(卑人)にあたるというのが一般常識的な解釈だろう。

逆に総務部門の職種は採用人数を絞ってるぶん、生半可な人は雇われないというクリーンなイメージがあるので、上流階級の貴人にあたるのだろう。

 

もちろんこれは個人的感想であって、私もカスタマーサポート職を転々としているとか業界を知り尽くしているわけではない。

この世にはカスタマーサポート職を高い位置に就かせている会社もあるかもしれないので、そういう会社のカスタマーサポート職の人は「なんか底辺が言ってるけど、無視しとくわ」ぐらいに留めておいて頂ければと思う。